■口腔崩壊度第一級の患者さん(上下全体に多くの歯が欠損しており、残った歯もグラグラで特に前歯が明日にも抜けそうで困りきった人)がまず第一に入れる入れ歯。
■グラグラで今日にも抜けそうな歯があり仕事に、毎日の生活に、一日たりとも歯が無くては困る人がまず入れる入れ歯。
■グラグラの抜けそうな歯がある時、通常どうりに型をとると抜けてしまうので抜けないように工夫をして型をとり、約1週間後に残しようのない歯を全て抜歯をして同時に仮の入れ歯を入れる。大きな入れ歯を作る場合(特に上下の総入れ歯の場合)最低4回の来院が必要ですが、緊急を要する仮義歯の場合、製作途中の工程を省き全て特別な工夫で特別に完成させます。入れ歯の装着の日には抜けそうでもとにかく今まであった何本かの歯は無くなっているので完成した入れ歯を装着した直後から日常生活に困らないようにします。
■仮義歯を入れると直前までうまくしっかり食べれない、見た目が悪い、話しにくいという状態が、改善することが多くなります。
■このような仮義歯はコーヌス義歯(茶筒式義歯)とともに患者さんの口腔機能回復貢献度第一位の最も得意とする入れ歯治療です。
■上下全体の大きな仮義歯は難症例のひとつですが、最も患者さんに喜ばれる治療のひとつです。
■仮義歯は抜歯後の歯ぐきの固まりを速くする役割を持つと同時に、最終義歯を装着するまでの間のさまざまな歯や歯ぐきの治療を行っていく間に同時に義歯を調整修理ができ、更に最終義歯の製作にあたってその咬み合わせ・歯並びなどを決定する為に非常に参考となる治療用義歯として不可欠の入れ歯です。